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建物設備管理業務
マンションに備え付けられた設備は多岐にわたります。その機能を維持することはマンション全体の資産価値にも直結するため、設備管理業務は大変重要です。当社による保守点検のほか、提携業者も含めた専門の技術員が、建物、給排水設備、エレベーター、消防用設備の主要な設備における法定点検や定期点検を行っています。また、宅配ボックスや太陽光発電などのマンションごとに異なる設備についても、的確なアドバイスのもと管理組合にて確実な維持管理ができるようサポートします。
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エレベーター点検
専門の保守業者による定期的な点検の他、建築基準法に基づく年1 回の法定検査を実施し、その結果を特定行政庁に報告しています。
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消防用設備点検
火災報知設備・避難器具・消火設備など消防設備は、消防法により点検が義務付けられています。当社では定期的な機器の総合点検を実施し、その結果を管轄の消防機関や市町村長などへ所定の書式で報告をしています。
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給排水設備点検
マンションの給水方式にはいくつか種類があり、建物の規模や構造に合った給水設備が設けられています。当社では方式別による適切な点検回数のもと水質検査、給水ポンプユニット、給水配管系などの点検・整備と清掃を行い、安全で安定した水の供給ができるよう万全の体制を整えています。また、雨水や湧水を排出するための排水設備についても、給水設備と併せて常に正常に作動するかの確認を行い、不具合の早期発見に努めています。
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雑排水管清掃
排水管に付着した汚れは異音や悪臭、細菌繁殖の原因にもなります。雑排水管清掃では、共用堅管から専有部分の排水口、堅本管にいたるまで高圧洗浄により徹底した清掃を行います。
さらに安心できる暮らしを提供するために、以下の情報提供も併せて行っております。
建物設備維持に関する事業計画(年間スケジュール)作成
共用部分および共用設備の維持について、保守・点検の内容や回数、その他必要事項を確認し、実施頻度や実施時期などを、マンションごとに応じた年間事業計画で提示します。
点検内容の確認および報告
当社が受託する建物設備管理業務だけでなく、管理組合が当社以外に発注する業務においても、作業会社の点検報告を管理組合に代わって受領します。内容の確認を行い、毎月ご提出する「管理業務報告書」にて報告します。
点検結果に基づく的確な提案
点検報告確認の際に異常が認められた場合、その内容や緊急性を判断します。さらに補修や取替えなど、修繕に関する見積りを速やかに取得し、管理組合に提案します。
長期修繕計画案の作成・提出、定期的な見直し
当社の一級建築士にて建築段階での設計図書より算定し、大項目にて概算額を予測し建築構造や設備の違いなどによる修正を加味したうえで、当初の長期修繕計画案を作成・提出します。また、状況に応じた見直し(5年程度が目安)や理事会などでの説明に加え、修繕積立金の適切な運用についても提案しております。
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管理組合数
473組合
管理戸数36439戸
(2024年4月1日現在)